整形をするデメリット・注意点

おそらく整形のメリットについては、多くの方が想像しているとおりでしょう。
しかしデメリットについては、意外と多くの方が十分に理解していないはず。
おいしい話に釣られて安易な選択をして、一生後悔してしまったという女性はけっしていないわけではありません。
必ず次のような項目についても知っておく必要があります。


1. 莫大な費用がかかる

美容整形というのは生活する上で必須のものではありませんから、原則として保険は適用されません。
（「鼻の骨が骨折したせいで変形してしまった」など、やむを得ない状況でのみ保険が適用されます）
そのせいで料金はかなり高めです。
施術内容にもよりますが、まぶたを二重にするようなプチ整形でも1万円以上、豊胸手術などの本格的なものになると数十万円にもなります。
ダウンタイム中は他人と会うのをためらう状態に。

整形では体にメスや針を入れるわけですから、一時的にですが手術痕や腫れ、痛み、アザなどができます。
このような傷が回復して通常の状態に戻るまでの期間をダウンタイムと言います。

ダウンタイムは短いものだと1週間以内ですが、長いものだと1ヶ月以上にも。
また期間中は傷口が開いたり化膿したりすることを防ぐために、血行を上昇させない、入浴を避けるなど、生活にもいろいろな制約が付きます。

当然ながら、ダウンタイム中は風俗店で働くことはできません。
働きながら「ちょっと整形してくる」なんてことは普通できないということですね。

2. 整形には失敗する可能性もある

整形は必ずしも成功するわけではありません。

例えば、体質に合わなかった、ダウンタイム中の行動を間違えた、不衛生な場所で施術を行った、そもそも医師の腕が悪かったなどの理由で失敗することがあります。
失敗すると施術した部位が大きく崩れてしまい、元に戻すことはかなり困難です。

多額の料金を支払って、つらいダウンタイムにも耐えた挙げ句に失敗したなんて、目も当てられませんね。
たまにテレビのドキュメンタリーでも、外国の美容整形を受けた結果失敗してしまって後悔している女性が報道されることがあります。

3. 整形依存症になってしまう恐れ

1度整形するとそれが中毒になってしまって、自分の容姿に気に入らないところがあったら「整形しないと気が済まない！」という状態になってしまうことがあります。
これが俗に言う整形依存症です。

メリットの項目では「整形をしたら見た目が良くなって自分に自信を持てるようになる」とお話しましたが、ある意味で反対に自信を持てなくなってしまうということですね。

周囲の冷たい反応を浴びることも...

家族や友人の容姿が突然変わったとしたら、誰でもびっくりすることでしょう。

日本において一般に、整形というのは良いイメージを持たれていません。
周囲の人々が整形に対してある程度の理解を持っていなければ、人間関係のトラブルにもなるでしょう。

4. 整形自体を嫌う男性も

メリットの項目で「指名が増えて稼ぎやすくなる……かもしれません」とご説明しましたが、必ずしもそうなるとは限りません。

整形している女性というのは意外と分かるもので、それを嫌う男性もいるものです。